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ADR-0021 セーブを単一スロットにし、ロードで消費する

状態accepted
決定日2026-08-11
区分ゲームデザイン

死語​

この ADR は 2026-08-11 時点の語彙で書かれている。 本文の次の語は、いま通じない。「判断が不可逆である」という前提そのものは変わっていない。

本文中の語この ADR での意味現在
白紙化敵がページを白紙ページへ変える攻撃廃止。敵はページを焼かない(ADR-0028)
崩壊ライン綻びの累積がこの値を超えると敗北した廃止。綻びを上げること自体に危険はない(ADR-0027)
方向の確定軌跡制約の一部。1ターンの移動方向は一度決めたら覆せなかった廃止。手札は任意の順にプレイできる(ADR-0023)

背景​

戦闘中を含むラン途中の中断・再開は要求として確定していた(セーブ/開発者モード)。決まっていなかったのは、スロット数・自動保存の有無・中断時の確認ダイアログの3点である(#25)。

このゲームの判断は全て不可逆である。 綻びは減らず、破ったページは戻らず、方向は確定したら覆せず、白紙化されたページを救う機会は1度しかない。

決定​

項目決定
スロット数1つ(user://save.json)
保存の契機明示的な「中断して終了」のみ
自動保存行わない
ロード時の扱いセーブファイルを削除してから再開する
中断時の確認ダイアログ出さない

セーブは中断のための機能であり、やり直しのための機能ではない。

却下した案​

案却下理由
複数スロットスロット数は本質ではない。1つでも復元点として使えれば同じ問題が起きる
ロード後もセーブファイルを残すこれが本命の却下案。 「破ってみて、崩壊ラインを超えたらロードし直す」「有利なマス種別が出るまで引き直す」が最適手になり、柱4 の賭けが賭けでなくなる
自動保存上と同じ。プレイヤーが意図しない復元点が増える

影響​

  • 不可逆性が演出ではなく仕様として残る。 消費の有無が本質であり、スロット数ではない
  • タイトル画面が「新規/続きから/終了」の3項目で確定した(スロット選択UIが不要になった)
  • クラッシュするとそのランは失われる。プロトタイプ期間中は許容する。開発上の再現性はシード指定で足りている(ADR-0013)
  • セーブ/ロードのラウンドトリップテストの価値は変わらない。 「保存前と同一のイベント列が観測できる」ことは 契約3 の検証手段としてそのまま必要である